D23 地球の歩き方 ラオス 2024~2025

地球の歩き方編集室

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D23 地球の歩き方 ラオス 2024~2025 (地球の歩き方D アジア) 単行本(ソフトカバー) – 2023/10/12
 今年の秋頃に海外旅行を予定しています。その準備のために地球の歩き方 ラオスを読んでみました。網羅的にラオスの観光スポット確認しました。
 私はラオスは一度も行ったことがありません。
 なんとなくラオスはのんびりしたところかなというふうに思ってました。それは間違いではないのでしょうけど植民地化や内戦・共産政権だったりいろいろ大変なこともあったみたいです。その昔にはインドシナ半島はベトナム人、ラオス人、カンボジア人、タイ人、ミャンマー人などが群雄割拠してしかも勢力が強くなったり弱くなったり入り乱れて征服したり征服されたり大変な歴史を持っている地域です。
 私はタイやカンボジアに行ったことがあります。タイの古い遺跡などを回ると昔ビルマが攻めてきて仏像の頭を全部切ってしまったとかカンボジアでもタイ人が攻めてきて寺院を壊したとかいう表現にあたります。山脈などはありますが地続きですし、複数の国を通過する大河もあります。秩序がなく人間が武器によって戦闘力を高めた時代13世紀から16世紀ぐらいには激動のインドシナであったということが想像できます。
 その後はフランスの植民地。第二次大戦後のラオスの20世紀はアメリカに翻弄された20世紀だったかもしれません。反対から見ればソ連や北ベトナムに翻弄された時代だったかと思います。どちらの陣営もベトナムでの戦争を有利に進めるためにカンボジアやラオスを利用しました。そのためラオスは内戦状態に陥ってしまったということです。
 特に悲劇的なのはモン族ベトナム・カンボジア・ラオスにまたがって生活しており現在でも国を持っていません。アメリカはモン族の男子を数千人規模で軍事訓練し北ベトナム軍と戦わせました。その訓練は沖縄で行われた可能性もあります。ベトナム戦争が終結してアメリカはベトナムから撤退しました。モン族は特別に配慮され難民として米国に受けいれられました。でもモン族の人々すべてがアメリカに渡ったわけではありません。アメリカの撤退時には数万人規模のモン族の兵士やその家族が取り残されました。その後モン族は過酷な運命を経験します。ラオスの共産政権が成立するとモン族狩りが行われます。資本主義の手先ということですね。
 暗い話になってしまいましたが今のラオスは平和な国と思われます。世界遺産のルアンパバーンには欧米の観光客がたくさん訪れています。行ってみたいなと思ってます。また中国の援助による崑崙からの高速鉄道にも乗ってみたいなと思います。ちょっと怖いですが距離が短いので大丈夫でしょう。
 まだラオスに行くかどうかは決まってませんが候補地のひとつです。この本では面白そうなところがいくつかありました。でも遺跡的なところはあまり残ってないようです。どちらかというと古いお寺がメインでしょうか。

D23 地球の歩き方 ラオス 2024~2025 (地球の歩き方D アジア) 単行本(ソフトカバー) – 2023/10/12

説明
約3年ぶりの改訂版、登場!

「東南アジア最後の秘境」と呼ばれ、素朴な風景が魅力的なラオス。

街全体が世界遺産に登録された美しき古都ルアンパバーン、成長し続ける首都ビエンチャン、謎の石坪平野ジャール平原、山岳民族の宝庫ルアンナムター……旅人の心をとらえて離さないこの国を徹底取材!

巻頭では2021年に開通したラオス鉄道を紹介。レストランやホテルなどは最新情報を調査し、たっぷりと掲載しています。

屋台街でのグルメやスーパーマーケットでの買い物、旅のトラブル対策まで、お得に、安全に旅する情報が満載です。

今回の2024~2025年版には以下の内を収録しています。

●巻頭特集
メコン川に抱かれた珠玉の魅力 ラオスのアウトライン
厳選! ラオス旅行モデルプラン
ラオスでしたい10のアクティビティ
ラオスの世界遺産
ラオスに鉄道がやってきた!
クワンシーの滝へ
マーケット巡り
ラオスで朝活!
ラオスのときめきみやげ ……etc

●本書に掲載されているおもな都市
ビエンチャンと周辺
ビエンチャン
バンビエン

ラオス北部
ルアンパバーン
フアイサーイ
パークベン
ルアンナムター
ムアンシン
シェンコック
ウドムサイ
ポンサーリー
ノーンキヤウ
ムアンゴイ
ムアンクア
シェンクワーン
サムヌア
ビエンサイ
サイニャブリー

ラオス南部
パークセー
チャムパーサック
シーパンドーン
サーラワン
アッタプー
セーコーン
サワンナケート
ターケーク
パークサン
ラックサーオ ……etc

●巻末特集
旅の情報収集
旅のシーズン
旅の予算とお金
出発までの手続き
旅の持ち物
ラオスを知る事典……地形と気候でみるラオス
ラオスの歴史をひもとく
ラオスとインドシナ戦争
ラオスの政治と経済
ラオスの学校と教育事情
森と暮らす人びと
民族モザイク国家・ラオスの肖像
ラオスの織物を極める
お祭りと行事にみる、信仰とアイデンティティ
ラオスの情報源
ラオス語について ……etc

●コラム
ルアンパバーン「旅ラン」のすすめ
托鉢における注意!
ラオス映画産業の今
ブッダ・パーク
ラオスの運気UP術
ラオス内戦時代の洞窟
オーガニックコーヒーを味わう ……etc

地球の歩き方編集室 (編集)

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