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前川 和也 (著)

メソポタミア文明の光芒: 楔形文字が語る王と神々の世界 (MUSAEA JAPONICA 11) 単行本 – 2011/11/1
いやー!メソポタミアはやばい!
なんてったって紀元前3000年に契約書やハンコがあります。それもちょこっとじゃなくおびただしい数量です。もちろん楔形文字もあります。中学校か高校で習ったので知ってはいましたが、詳しく考えたことはありませんでした。紀元前3000年といえば日本では縄文式土器か旧石器で細々と暮らしていた時代で「クニ」という概念もなかったと思われます。いわゆる「インディージョーンズ」に出てきそうな文明です。
場所柄、イラク・シリアで周辺にイランなどが含まれているため、過去25年くらいは思うように発掘もできなかった場所です。一度行ってみたいなと思いましたが、観光で行くにも難易度が高そうです。
メソポタミア文明の光芒: 楔形文字が語る王と神々の世界 (MUSAEA JAPONICA 11) 単行本 – 2011/11/1
説明
歴史はシュメールにはじまる。紀元前3500年、文字をもち、大麦を栽培し、神の命のもと王が戦ったティグリス、ユーフラテス川流域に発祥した最古の文明を、図像と楔形文字から読み解く。
前川 和也
国士舘大学21世紀アジア学部教授。京都大学名誉教授。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。京都大学人文科学研究所教授を経て現職。著書に『世界の歴史2 古代オリエント』(共著、河出書房新社)などがある。
