生物はウイルスが進化させた

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武村 政春 (著)

生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像 (ブルーバックス 2010) 新書 – 2017/4/19

 
 科学が進歩することによっていろいろと今まで知らなかったことが明らかになってきています。生物の起源や生物の進化、私たちはどのようにして人間になったのか?私たちはどのようにしてほかの生物を凌駕して拡大してきたのか?わかればわかるほど、今私がここで人間として生きていて生活していることが奇跡的なことだと思われます。
 最近ではバクテリアやウィルスなどの微小な生物とより複雑な大きな生物との関係も解明されつつあります。よくいわれることはミトコンドリアはもともと私たちの細胞にはなくて、なんらかの微生物であったものが取り込まれて、私たちの細胞の中で最も有益なパーツの一つとして使われているということです。素人考えですがそうなると、もしかして100万年後ぐらいには光合成をするようなパーツが取り込まれて太陽の光を浴びるだけで栄養補給できるような人類になっているかもしれません。割とよくあるSFの題材ですが、そういうことがありうるような気がしてきます。
 最近年を取ったので感じることがあります。それは時間の力です。何100万年や何億年もかけて変化することで考えられないようなことが起きます。人生でも同じように短い期間、例えば一日では成し遂げられないことも10年や50年経てば成し遂げられる可能性があります。50年後には50年前に想像もできなかったことが起きていたりします。でも50年前には想像できないので、そこが人間の浅はかなところというか限界ですね。人間はまた50年前のことをやり直すこともできないので、その結果に甘んじています。
まあ簡単に言うと微小な存在です。

生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像 (ブルーバックス 2010) 新書 – 2017/4/19

説明
数十億年前、いま最も注目を集めるあるウイルスの祖先が誕生した。ヒトや細菌とは遺伝的系統を異にする彼らが、私たちの〈共通祖先〉に感染し、生物の発展・繁栄に不可欠なDNAや細胞核をもたらした!?そして、その子孫たる「巨大ウイルス」が明らかにする、生命と進化の知られざるからくりとは?日本初の巨大ウイルス=トーキョーウイルスの発見者が語る、生物進化のアナザーヒストリー。

生命への見方ががらりと変わる!

進化とは何か?
ウイルスはそれにどう関わったか?
そして生命とは?
「常識が覆る快感」を味わう、極上の生命科学ミステリー。

巨大ウイルスが引き起こす「コペルニクス的転回」!

数十億年前、いま最も注目を集めるあるウイルスの祖先が誕生した。

ヒトや細菌とは遺伝的系統を異にする彼らが、私たちの〈共通祖先〉に感染し、生物の発展・繁栄に不可欠なDNAや細胞核をもたらした!?

そして、その子孫たる「巨大ウイルス」が明らかにする、生命と進化の知られざるからくりとは?

日本初の巨大ウイルス=トーキョーウイルスの発見者が語る、生物進化のアナザーヒストリー

武村政春(たけむら・まさはる)
一九六九年、三重県津市生まれ。一九九八年、名古屋大学大学院医学研究科修了。医学博士。名古屋大学助手等を経て、現在、東京理科大学理学部第一部教授。専門は、巨大ウイルス学、生物教育学、分子生物学、細胞進化学。著書に『DNA複製の謎に迫る』『生命のセントラルドグマ』『たんぱく質入門』『新しいウイルス入門』『巨大ウイルスと第4のドメイン』(いずれも講談社ブルーバックス)のほか、『レプリカ~文化と進化の複製博物館』(工作舎)、『DNAの複製と変容』(新思索社)、『ベーシック生物学』(裳華房)、『マンガでわかる生化学』(オーム社)など多数。趣味は書物の蒐集、読書、ピアノ、落語、妖怪など。

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