家計と世界情勢の関係がまるわかり! 暮らしと物価の地政学

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小山 堅 (監修)

Version 1.0.0

家計と世界情勢の関係がまるわかり! 暮らしと物価の地政学 単行本 – 2024/10/15

 地政学、正直に言うと私の中ではあいまいなものです。地理的状況や資源、産業など総合的に分析し政策などに応用していくものでしょうか?元々政策というものはそういうものを総合的に分析し判断するものと思うので、特段に地政学ということなのかなあ?
 屁理屈はおいておくと、面白かったです。読む前に思っていた「中国最強」はある意味思った通りでしたが、あまりにも多い人口により食料状態は私の想像より脆弱な感じがします。その点を考慮すると、中国は先進国よりも農業国に優しくあるべきで、まさにそのような印象を受けます。それは農業国=発展途上国の未来を搾取するために行われている政策だと思っていましたが、あながちそのような自己中心的な面だけでなく中国の置かれている立場として妥当なのかもしれません。
 翻って日本はというと、思った通りの状態ですね。食料・エネルギー自給率は低く、弱い立ち位置です。先進国にも発展途上国にも優しくしてもらえないと生きていけない国です。それを自覚した政策を実行してきたと思うんですけど、そうであれば継続していただきたい。そう願うおじーさんです。

家計と世界情勢の関係がまるわかり! 暮らしと物価の地政学 単行本 – 2024/10/15

説明
石油・天然ガス・小麦・トウモロコシ・半導体…
重要物資をめぐる国際情勢が手に取るようにわかる!

ロシアのウクライナ侵攻を発端に起こった物資の不足や供給網の混乱。
加えて気候変動も影響し、世界的に物価が高騰。
さまざまな物資を輸入に頼る日本では、生活に欠かせないモノやサービスの値段は常に国際情勢や世界経済の影響を受けています。

本書では、21の重要物資をめぐる国際情勢を統計データや地図とともにわかりやすくビジュアル解説。
国際貿易において、各国のパワーバランスや利害、紛争、気候変動などがどのように影響しているのか――
物価高の背景も含めた世界のいまがわかります。

\ニュースの理解がぐんと深まる!/
世界が直面している問題をわかりやすく解説

◎ロシア産の原油がインドを経由してEUへ
◎ウクライナ侵攻で変化した世界の天然ガス市場
◎輸出される鉄鉱石の70%近くを買い占めている中国
◎レアアースの調達で脱中国を目指すアメリカや日本
◎肉類の消費拡大により飼料用としてトウモロコシの需要が激増
◎アメリカが日・韓・台と連携で中国への半導体規制を強化

各物資について、生産量・輸出量・輸入量のランキングや生産国・輸出国・輸入国それぞれの動き、日本の輸出入事情や国内での流通状況まで、統計データや図解をふんだんに使って解説しました。
人々の暮らしやビジネスにも大きな影響を及ぼす重要物資。
重要物資から見た世界情勢とともに、世界経済のしくみ、主要国を取り巻く地政学についても面白く知ることができます。

【目次】

第1章 世界経済のしくみ
第2章 国際貿易の基礎知識
第3章 現代世界の地政学
第4章 鉱物資源の地政学(石油/天然ガス/石炭/ウラン/鉄鉱石/リチウム/コバルト/レアアース/金)
第5章 食料資源の地政学(小麦/コメ/トウモロコシ/大豆/牛肉/豚肉/鶏肉/魚介類)
第6章 産業資源の地政学(半導体/自動車/綿花&衣料品/軍事兵器&防衛費)
第7章 人とお金の地政学

【総監修者】

小山 堅 (こやま けん)
1959年長野県生まれ。日本エネルギー経済研究所専務理事・首席研究員。東京大学公共政策大学院客員教授、東京工業大学科学技術創成研究員特任教授を兼務。1986年、早稲田大学大学院経済学研究科修士課程を修了し、日本エネルギー経済研究所入所。2001年に英国ダンディ大学博士号(PhD)を取得。2023年にはアジア人で初めて権威あるOPEC賞を受賞した。著書に『エネルギーの地政学』(朝日新聞出版)、『激震走る国際エネルギー情勢』(エネルギーフォーラム)、『地政学から読み解く! 戦略物資の未来地図』(あさ出版)など。

【部分監修者】(第5章)

古橋 元 (ふるはし げん)
1972年神奈川県生まれ。放送大学教養学部教授。博士(農学)。農林水産政策研究所の食料需給分析チーム長も兼ねる。

【部分監修者】(第6章/半導体)

山田 周平 (やまだ しゅうへい)
1968年兵庫県神戸市生まれ。桜美林大学大学院特任教授。専門は中華圏の産業動向や経済安全保障。




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